前立腺がんの小線源治療

放射線療法の1種である前立腺がんの小線源治療なら、開腹手術を行うことなく、症状の改善を目指せます。

ヨード125という放射性同位元素を前立腺の中に埋め込むのが、前立腺がんの小線源治療です。周囲の組織に照射される放射線が少なくて済みますので、副作用が少なくなります。また、手術と異なり性機能障害が起こらないというメリットがあります。

通常の放射線療法の場合、繰り返し行う必要がありますので、期間が一般に7週間程度かかります。しかし、小線源治療の場合には、ヨード125を1度入れておくことで終了します。取り出しは不要で、そのまま留置しておくことができます。一般的には、ヨード125を80個ほど必要とします。

うまく前立腺の病巣部分に放射線が当たるように調節する必要がありますので、事前に超音波を使って検査を行い、治療計画を立てることになります。

挿入に要する時間は、およそ2時間ほどです。麻酔をしてから超音波画像で位置を確認しながら、胆嚢と肛門の間から針を使って、ヨード125を入れます。

前立腺がんの小線源療法が終わったら、画像検査によって、予定通りの位置にあるかどうかを確認するため、画像検査を行います。この他にも、体外に放射線が漏れていないかを調べます。まれに尿に混じって小線源が排出されてしまうことがありますので、注意してください。入院中だけではなく、退院後に起こることもあります。

小線源療法を行った場合でも、治療後に他の方に放射線の被曝による被害を与えることはありません。ヨード125は埋め込んだままですが、放射線の放出量は、2ヶ月で半減します。したがって、ずっと同じだけの放射線を浴びつづけるわけではありません。

副作用としては、血尿や排尿障害、血精液症が見られることもありますが、深刻な副作用が生じることはまれです。治療後には、慎重に経過を観察する必要がありますので、症状の改善の状態等を見守っていくことになります。

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