前立腺がんの骨転移による腰痛排尿障害に加えて腰痛がある場合には、前立腺がんの疑いがあります。 症状が進行すると転移を起こしますが、骨にガン細胞が広がった場合、骨の痛みを引き起こすことがあります。そのため、腰痛が前立腺がんの症状として表れることがあるのです。これ以外に、原発巣の症状として、排尿障害を伴っている場合には、なおさら疑いが強まります。 高齢になってから罹患することが多いため、他の原因で腰痛になる方もおおくいらっしゃいますので、一概に断言することはできませんが、他にも気になる症状がある場合には、前立腺がんである可能性もあります。 治療を行うのは早い段階である方が望ましいため、まずは泌尿器科の専門医に診てもらいましょう。腰の痛みだけなら整形外科に行くのが普通ですが、排尿障害を伴っているのなら、事情を説明して診断してもらえばよいでしょう。 骨に転移している状態であれば、病期はステージDに該当します。ステージの中ではもっとも進行したものに該当しますので、少しでも早く検査を受けて、必要なら治療を受けておくようにしましょう。たとえ完治させることはできないとしても、症状の進行を遅らせることによって、余命に影響を与えないようにできる可能性もあります。 |
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